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コード・ブルー(Season3)第6話 あらすじ・ネタバレ・レビュー

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第6話あらすじ

藍沢耕作(山下智久)と新海広紀(安藤政信)により、天野奏(田鍋梨々花)の手術は無事に終わった。しかし、白石恵(新垣結衣)が新海に手術のことを聞くと、どうも歯切れが悪い。奏の両親は手術結果に納得しているらしいのだが…。一方、17歳の男子高校生が脳死判定を受けることに。それは橘啓輔(椎名桔平)の息子、優輔(歸山竜成)のもとに移植可能な心臓が来るかもしれない可能性を示唆していた。循環器内科医の井上宣顕(滝藤賢一)の指摘に、橘は期待を抱いてはいけないと自分を制する。

その頃、冷凍倉庫内で荷崩れ事故が発生。翔北救命センターにドクターヘリ出動要請が入り、藍沢と藤川一男(浅利陽介)、雪村双葉(馬場ふみか)が向かう。商品保護のため冷凍室の電源を切れないという寒さの中、藤川らは治療を開始。患者を救命センターに搬送する藤川は、灰谷俊平(成田凌)、横峯あかり(新木優子)と交代した。

灰谷たちは藍沢の指示の元、冷凍室内の負傷者のもとへ。すると治療を初めて間もなく電源が落ちてしまった。暗闇の冷凍室内に、灰谷と横峯は負傷した作業員と閉じ込められる。落雷が原因の停電で復旧には2時間ほどかかる。しかも、未だに落雷の可能性があるためドクターヘリも飛べない…。そんな中、冷凍室の外で藍沢が診ていた作業員の容体が急変。さらに冷凍室内の灰谷と横峯は、多量の出血をしているもう1人の作業員を発見。フェロー二人だけでこの事態に対処しなければならなくなる…。

(コード・ブルーHP引用)


その後・・・ネタバレ(細かいです)
倉庫内にはもう一人負傷者が。その患者はもって10分だという。藤川が白石を呼び、白石はモニターから患者の様子をうかがう。その患者の容態をよくするには足を切開しなければならない。灰谷と横峯は麻酔もないのにどうすればいいのかと焦る。白石は、氷はないかと提案する。幹部を冷やして麻痺させてオペした例を症例報告で読んだことがあると言う。灰谷と横峯は氷の代わりになるものを探し、患者の幹部にあてる。灰谷と横峯のどちらかが切開をしなければならないが、どちらとも積極的に動こうとしない。横峯がすることになった。本当に氷で痛みを抑制できていることが伝わるが、切開を始めると患者はかなり痛み出す。患者は痛みを叫びだす。横峯は血管が見当たらない。もう一度切らなければいけないが、患者の苦しむ姿をみて、横峯は切ることができない。横峯「麻酔なしでこんなことはできない」白石は考え、藍沢に電話をする。白石「二人は経験もない。ドアが開いたあとに藍沢先生か藤川先生が対処することはできない?ドアが開くまでにあと何分かかる?」ドアが開くまでにまだあと10分はかかるという。それでは間に合わない。藍沢は灰谷と横峯に電話をかける。藍沢「(二人に)もう一度切れ」横峯から応答はない。藍沢「灰谷はどうだ」「灰谷聞こえるか」「シアンガス騒ぎのとき、お前は臆病な自分に嘆いてた。またあとになって病院でも嘆くのか、ここでその患者を救うのか。決めるのはお前だ」患者は「やめてください」と泣きながら訴えている。灰谷は自分がやることを決心する。灰谷は「患者にもう一度切らせてください」とお願いする。患者は「もうほっといてくれ」「この事故は自分のせいだ」「積み方ずれてるのにやり直したら怒られるのがこわくて言えなくて、俺がびびりだから」灰谷「僕もそうです。僕は臆病で何をするにも出遅れる。やらなくていいならやらないほうを選ぶ。今日もそうでした。でも、今やらないでもしあなたが死んだら僕はもう自分を許すことはできません。だからお願いします。やらせてください。」無事患者の出血は止まる。足を切らずにすんだ。
藍沢は灰谷に「最後まで責任をもってみろ。この患者は正真正銘お前が救った患者だ」と言う。(灰谷いい表情してました)
一方、雪村は今日の冴島の動きをみて感銘を受ける。「ミッションで役に立つ技術は現場だけで身につくわけじゃない。普段の仕事がいきることもたくさんあるの。」雪村は冴島に刺激を受けた。


17歳の男子高校生の摘出手術が始まった。それを橘はみていたが、いたたまれなくなり途中で立ち去る。その現場に緋山(戸田恵梨香)と名取(有岡大貴)はいた。「たった一枚、たった六行。匠くんの体は日本中に運ばれていく。17年間生きた証。この一行一行にこれから生きる6人の未来が書かれてる。だから私は手を抜かずにやりたいの。書類仕事を。」手術後、緋山は匠くんの頭を洗っていた。緋山「助けられなかった時点で私たち救命医の手から離れた。してあげられるのはこれくらいだから」と。名取は自分なりに彼のことを知ろうと思い両親に彼の今までの経緯を聞いた。「そうすれば少しは残された家族の痛みに寄り添えるかなって。全然寄り添えませんでした。結局他人事でした。かわいそうだなとは思うけど、それ以上じゃない。俺は緋山先生がうらやましいです。患者やその家族に寄り添えるのがうらやましい。」緋山「7年前に6歳の脳死の子をみたの。そのときわたしは患者とその家族に近づきすぎてキャリアを失いかけた。おかげでずいぶん遠回りもした。でもそのときある先生に言われたの。遠回りすることで見える景色もあるって。名取、人それぞれでいいんだと思う。どんな景色がみえるかは。」名取「自分もやっていいですか」と匠くんの頭を洗う。名取は匠くんに伝える。「ありがとう。君のおかげで6人が生きる」


橘は複雑な気持ちに陥っていた。優輔が臓器移植の優先順位2位だと知る。そして、橘は摘出手術をみたのは初めてだった。井上「山口匠くんは誰かの一部になって生き続ける。きれいごとだよな。ただ誰かが死に誰かが生きる。それが移植医療だ。匠くんは臓器移植のために生きてきたわけじゃない。でも六人の命が救われる。すごいことだと俺は思う。」
白石ナレーション「自分に落胆することは悪いことじゃない。心底自分が嫌になって初めて人は変わろうと思えるから。落胆は成長につながる。でもそれは若い人の場合だ。」
藍沢「リハビリをしても手の震えがゼロになる可能性はとても低い。約束を守れなかった、申し訳ない。」天野奏「またひけるって言ったじゃない。嘘つき。先生は私の命よりも大事なものを奪った」
白石ナレーション「私たちはもう昔の自分じゃない。落胆が成長につながる時期はとっくに過ぎてしまった。」
白石「お疲れ様。今日はありがとう。現場であの二人にやれって言ってくれて。最後まで最後まで彼らを信じなくちゃいけないのは私なのに一瞬あきらめかけた。藍沢先生は強いね」藍沢「いや、人にはえらそうなことを言っといて俺は肝心な自分の患者を救えてない」
白石ナレーション「今の私たちに求められるのは成長ではなく結果。それだけだ。」
白石「天野奏さんのこと?そんなことない、藍沢先生は彼女のことを救った」藍沢「命救ったのは俺じゃない。俺はただ約束を破っただけだ。」



感想*テーマ「命、生きること、成長」
今回のお話は灰谷・名取が成長できていると実感できる回だったと思います。最初の方の灰谷と横峯に訪れるピンチ。すごくリアルだなと感じました。麻酔してなくて手術をするシーンなんて初めてみて、自分に置き換えると私も灰谷のようにびびりで臆病でできないと思いました。それを藍沢先生が背中を押してくれてびびりな灰谷がかっこよかった(笑)
4人のフェローたちが少しずつ成長していってて私もあんなふうになりたいなって思いますね。それと、冴島さん!頼もしい素敵な先輩、こういうのめっちゃ好きです!こういう先輩身近にいてほしいです。セリフにグッときます。最後の方の白石のナレーションにもグッときますよね。今のアラサーあたり、キャリアもできている方にはグサッではないでしょうか・・・私もアラサーになるまでに後悔しない生き方をしていこうと思いました。
おすすめ度★★★☆☆

山下智久/新垣結衣/戸田恵梨香/比嘉愛未/浅利陽介/有岡大貴/成田凌/新木優子/馬場ふみか/伊藤ゆみ/田鍋梨々花/歸山竜成/松居大悟/馬場徹/滝藤賢一/安藤政信/椎名桔平/
安達奈緒子/田中亮/佐藤直紀/Mr.Children「HANABI」